「私退職します!」と言ったら絶叫顔になった上司。。。 はたして溜まりまくった有給は消化できたのか?・・・

上司

いろいろな理由があるとは思いますが、会社勤めをしているとどうしても辞めたいと思うことがありますよね。

口コミ・情報交換サイトを見てみると、本当にたくさんの質問が掲載されています。

その中から特によくあるような事例をご紹介しながら解説をしていきます。

では早速始めますね。

ここでは仮にAさんとしておきます。

 

「あなた、毎日忙しいのわかってるでしょ!?」

やっとの思いで提出した退職願。総務から回ってきた退職願をみた上司は・・・

私(Aさん)は25歳の時に結婚して早5年。

その間ずっと共働きで頑張ってきました。

主人の理解もあり不妊治療もしているのですが、なかなか子どもに恵まれずにいます。

職場でのストレスが大きな原因になっているのではないか。

毎晩のように主人と話をしていました。

 

その話の中で、一旦今の会社を退職してみたらということに。

溜まっている有給休暇を使って海外旅行にでも行って、のんびりして来たらいいよ。

と主人は優しく言ってくれました。

 

そこで早めに旅行のスケジュールを決めて予約をすませ、退職日の前に有給を取ることにしたのです。

最終出社日までの有給取得日を決めて、退職の1ヶ月前には退職願を総務に提出しました。

上司に直接は出しづらかったし、こういう事は人事を扱う総務の方がいいと思ったんです。

 

ところが、、、

上司が私に言った言葉とは

「退職願もらったけど、退職理由は何? ちゃんと引き継ぎできるの?」

「あなた、毎日忙しいのわかってるでしょ!?」

上司はさも当たり前のように、私に職場の都合を最優先で考えるように言って来たのです。

ある程度予想はしていたのですが、あまりにストレートに言われて、かなり萎縮してしまいました。。。

このままでは予約している海外旅行をキャンセルしなくちゃいけないし、退職日も延期になるかもしれないし、最悪退職すらできないかも・・・

あれこれ一人で悩んでいても仕方がないので、主人にも相談しました。

二人で話合った結果、

・妊娠が発覚しつわりがひどいのでしばらく休みます。という嘘をついてそのまま自然退職。
・上司とバトルをして今度こそもう無理です!という形に持ち込んで辞める。

という2つの案が出ましたが、できる限り精神的負担をなくして、できれば穏便に事が進むような退職理由を探そうということになりました。

 

 

果たして、Aさんが取った行動は良かった?悪かった?

”いまの職場を変えて不妊を何とかしたい。”

Aさんの必死になって取った行動に何か問題があったのでしょうか?

まず最初に、

Aさんは旅行のスケジュールを決めて予約をすませています。

コレ自体には何の問題もないですよね。

それから、最終出社日までに有給休暇を取って、退職の1ヶ月前に退職願を総務に出しています。

いろいろとスケジュールみたいな言葉が出てきたので、ちょっと整理しましょう。

最終出社日について

これは文字通り、出勤する最後の日ですね。

似たような日にちに退職=退職日があります。

「え、最後に出社する日が退職日じゃないの?」

と思う人もいるかもしれません。

もちろん、最終出社日が退職日の人も多いかもしれませんが、そうではなく最終出社日と退職日が違う人もいます。

ちょっとわかりにくいので図にしてみますね。

例えば、よくあるのが次のパターンです。

が退職日で、が最終出社日です。

月給で働いている時など、当月の月末まで勤務したことにする場合、月末日が土曜や日曜などの曜日に関係なく、退職日は月末の31日なり30日となります。

12月末までの場合も12月31日が退職日です。

 

もうひとつよくある例がこれです。

同じく、が退職日で、が最終出社日です。

この黄色の部分22日(月)から31日(水)が有給でお休み。

ですから、19日(金)で会社に行くのは終わりとなります。

31日(水)が退職日ですが、会社には出社しないということです。

ちなみにこういう場合は、退職のご挨拶は19日(金)までに済ませておきましょう。

 

ここでポイントとなる事がありますので、まとめておきますね。

退社日は出勤とは関係がなく、単に会社との雇用関係が終わる日のことを言います。

ですので、最終出勤日は退社日と同じかまたは退社日より前の日になります。

そして大事なことがあって、有給休暇は退社日までに取得しなければなりません。

何故なら、退社日を過ぎると会社との雇用関係がなくなりますので、有給休暇もなくなるからです。

早めに会社を退職してから一杯残っている有給を消化しようとしてもできないので注意をしてください。

退職後の年金や保険の手続きで、何日が退職日かというのはかなり重要です。

月末が休日だからといって、退職日を週末の金曜日にしないでください。

じゃあ、退職願はどうなんでしょう?

退職の1ヶ月前に退職願を総務に提出

まず退職願はどうなんでしょう?

よく出てくる言葉に ”退職願” と ”退職届” というものがあります。

どう違うんでしょうか?

退職願
退職願とは、あくまで会社や経営者に対して退職をしたいですという意思表示にしかすぎません。
ですので、退職願を出したからと言って、すぐに雇用契約がなくなるわけではないのです。
会社が承諾した時点で退職が有効となります。
退職届
退職届は、退職願よりも厳格と言うか退職に対して強いものになります。
会社の都合に関わらす、退職届が受理されれば退職が確定します。
労働者の一方的な意思表示によって、雇用契約を解約できると民法の定められています。

つまり、Aさんは退職願ではなく、退職届を出すべきだったのです。

日本の社会で会社勤めをしていると、どうしても心情的な部分が気になり、ちょっと控えめに退職届ではなく退職願を出したくなる気持ちはわかります。

会社によっては中途採用の条件に円満退社と明記しているところもありますから、次に就職することを考えるとできるだけ円満退社をしたいですからね。

 

転職を9度も繰り返して来た私が断言します!

円満退社したかどうかなんて、採用する会社が確認するすべもないし、何か問題になることはありません。

仮にあるとしたら、同じ業界で働く時に稀に話がでるくらいです。

それも例えば懲戒免職になったとか、悪いことをしたとか、そんなことが仮にあった場合だけで、会社を辞めるということは多かれ少なかれ会社にとっては一時的に損失になる事が多いですから。

 

Aさんはその退職願を1ヶ月前に会社の総務に出しています。

法律上では退職の申し出は2週間前でOKなんですが、多くの会社では人員補充や業務の引き継ぎを考えて1ヶ月前とか2ヶ月前にしています。

ここらへんは、就業規則を読んでおいた方がいいと思います。

ただ会社の就業規則よりも法律の方が上ですから、どうしてもということであれば2週間前でも大丈夫です。

今回のように、厳しかったりうるさい上司がいる場合は、可能な限り早めに出して、文句が言えないようにしておくのも手だと思います。

 

結局のところAさんは

その後会社は退職は理解をしてくれたが。。。

話をする度に毎回「追々考えていこう」「次の役員会で議題にするから待ってほしい」「引き継ぐ人を当たっているから」というようにかわされてしまったのでした。

結局、引き継ぎの人も面接段階で先に進まず、引き継ぎが完了してからの退職というのが、ずるずる先延ばしされる雰囲気で最悪な状態です。

結局Aさんは、社内でぶちギレ「明日を最終出社日にさせてください!」と啖呵をきったんですが、社長から少しでも引継ぎをするところまで考えてもらえないかと頼まれたのです。

仕方なくあらためて提示した退職希望日が翌月の締日になってしまいました。

しかも、有給休暇は退職直前の3日しか取れなかったのです。

 

では、Aさんはどうすればよかったのでしょうか?

どうしておけば、残っていた有給を全て消化して、退職希望日にちゃんと退職ができたのでしょうか?

 

退職したいと思った時に会社に出すべきものは

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